校長挨拶

新潟県立小出高等学校長
髙松 利治
新潟県立小出高等学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。
本校は、昭和23年に新潟県立小千谷高等学校小出分校として創立後、昭和34年に新潟県立小出高等学校と改称しました。令和7年度、1年生が3クラス、2・3年生が4クラスの合計11クラス、創立77年を迎える全日制普通科の高等学校です。
校歌にあるとおり、越後三山(八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳)の雄大な眺めを誇り、きらきらと流れる清流魚野川のほとりに本校の校舎があり、その恵まれた環境下で、生徒たちは、主体的に、生き生きと学んでいます。
本校は、このページの下方に記載してある、本校の教育目標・教育方針の目指すべき方向を示した「スクールミッション」の達成に向けて、地域社会に貢献できる人材を育成しています。
また、地域の医療機関の協力を受け、将来、看護・医療の専門性を生かした就職先を目指す人材の育成を担うための「医療専攻(2学年で選択)」が設置されてから10年が経過しました。昨年度には、新潟医療福祉大学と高大連携の締結をし、更に充実したプログラムにより、地域社会、地域医療に貢献する人材を育成していきます。
本校に入学を希望する中学生の皆さんや保護者の方々をはじめ、同窓会・後援会の皆様、本校の取組や教育活動に関心をお持ちの多くの方々にとって、このホームページがお役に立つことを願っています。
校歌
一、
仰げば高き八海の
白雪映ゆる八つの峰
けがれにそまぬ清純の
血潮正義の火と燃えて
真理の道を求めつつ
進む心のひとすじに
二、
明日の歴史を築くべき
重き責任負う若人の
若き命の漲れる
独立自治の学舎に
自由の鐘は鳴り渡り
集う我等に光あり
三、
川波の音さわやかに
霧もはれゆく魚野川
あくる世紀の黎明を
告ぐる諸声こだまして
ここに文化の華ぞ咲く
薫れわが郷わが母校
校章とエンブレム

昭和二十八年に制定されたこの校章は、魚沼市(旧小出町)出身の版画家 星 襄一氏がデザインしました。豪雪にも負けず、大きく将来に希望をもって羽ばたくようにとの願いを込めて、雪華の形を力強く簡潔に表現しています。

エンブレム制定の経過について
新たな飛躍への願いを込め、平成6年4月1日より改定された新制服用として、また新生小出高校のシンボルとしてまったく新しくデザインされ、制定されたものです。
なお、指定のワイシャツ、ブラウス等にはKのロゴを入れることによりバッヂの代替とし、バッヂは廃止しました。校章についてはボタンのデザインとして使用しています。
デザインの基調は豊かな自然環境に恵まれ、学習にもスポーツにも溌剌と取り組む爽やかな小出高校生のイメージをライトブルーとグリーンの2色を使い、スクールカラーとして表現したものです。また、楯の中央には小出高校のKの頭文字をゴシックのクロイスター・テキスト体で配し、その周囲には越後三山や清流魚野川とそこに流れこむ佐梨川や破間川、それに潤され広がる水田、恵みの太陽や雪や雪景色など、小出高校とその生徒たちを暖かく取り囲んでいる雪国の豊かな自然のイメージがデザイン化されています。
このエンブレムは、元本校美術科教諭の山田克利氏がデザイン制作しました。
教育目標
教育目標
進取・誠実・自主・責任
教育方針
- 真理を追究し、誠実にして正義に燃え強固な意志と実行力を有する人格を培う。
- 健全にして明朗、常に勤労と責任を重んじ、自主独立の精神を養う。
スクールミッション
郷土愛を育み、自律と創造力を大切にする生徒を育成し、地域社会に貢献する学校
- 魚沼市唯一の全日制普通科の学校として、生徒の個性を尊重し、全教科にわたる確かな学力を育成する。
- 医療専攻、部活動、探究活動などをとおして、高い倫理観、たくましい心身、創造力を育成する。
- 郷土を愛する心を持ち、誠実にして自律した行動ができる生徒を育成し、地域社会に貢献する。
スクールポリシー
グラデュエーション・ポリシー
(育成を目指す資質・能力に関する方針)
卒業までにこのような資質・能力を育みます。
- 全教科にわたる確かな学力と、学習や諸活動に粘り強く取り組むたくましい心身を育成します。
- 高い倫理観をもち、誠実にして自律した行動をとる態度と心を育成します。
- 多様な価値観を認めて他者と協力して取り組み、新しい価値を生み出す創造力を育成します。
- 郷土を愛し、地域社会に貢献しようとする心を育成します。
カリキュラム・ポリシー
(教育課程の編成及び実施に関する方針)
上記の資質・能力を育成するため、このような教育活動を行います。
- 大学進学をはじめとした多様な進路希望に対応する教育活動を実施します。
- ICTを有効に活用し、確かな学力の定着を図るとともに、他者と交流する教育活動を展開します。
- たくましい心身の育成に重点を置いた部活動に取り組みます。
- 「医療専攻」を核として、地域と連携した総合的な探究の時間を展開します。
アドミッション・ポリシー
(入学者の受入れに関する方針)
このような生徒を求めています。
- 謙虚に学ぶ姿勢をもち、確かな学力を身に付けようと努力する生徒
- 自分の可能性を信じて部活動や特別活動に積極的に取り組む生徒
- 地域社会に興味・関心があり、将来、地域に貢献する意欲がある生徒
- 基本的な生活習慣を身に付け、ルールやマナーを守る生徒
学校の沿革
昭和23.06.02 | 新潟県立小千谷高等学校小出分校として創立 (小出町大字小出島241番地) |
27.03.31 | 新潟県小出町立小出高等学校として独立 |
30.01.18 | 新潟県組合立小出高等学校と改称 |
30.04.01 | 全日制普通科開設 (定時制昼間部募集停止) |
34.03.31 | 新潟県立小出高等学校と改称(県立移管) |
34.04.01 | 全日制商業科併置 |
45.11.20 | 創立20周年記念式典 |
48.04.01 | 全日制商業科募集停止 |
50.03.31 | 全日制商業科閉科 |
56.07.15 | 青島地内に新校舎建設着工 |
58.07.23 | 新校舎へ移転 (小出町大字青島810番地4) |
58.10.29 | 新校舎竣工記念式典 および創立35周年記念式典 |
平成元.05.06 | セミナーハウス(水明館) 開館式典 |
06.04.01 | 新制服に改訂 |
10.10.31 | 創立50周年記念式典 (於小出郷文化会館) |
16.04.01 | 定時制課程募集停止 |
17.04.06 | 全日制課程 普通科7学級 |
18.04.06 | 全日制課程 普通科6学級 |
19.03.31 | 定時制課程 普通科 閉科 |
23.04.06 | 全日制課程 普通科5学級 |
26.04.01 | 医療専攻 設置 |
26.04.06 | 全日制課程 普通科4学級 |
26.11.04 | 大規模改修工事 完了 |
30.10.27 | 創立70周年記念式典 同記念誌「薫れわが郷 わが母校」刊行 |
令和05.12.07 | 大規模改修工事 完了 |
学級数・生徒数
令和7年5月1日現在
学年 | 男 | 女 | 計 |
---|---|---|---|
1年(3クラス) | 65 | 52 | 117 |
2年(4クラス) | 70 | 68 | 138 |
3年(4クラス) | 70 | 58 | 128 |
計 | 205 | 178 | 383 |